イナダ とは、スズキ目アジ亜目アジ科ブリ属の海水魚で、食用とされます。
背中の青い魚の一種で、鼻先から目元、尻尾に向けて黄色い縦帯があります。
出世魚であるブリ(鰤)が成長段階の名前の一つです。
順番に、モジャコ<コゾクラ、ワカナ<ワカシ(漁獲期:8月、体長:15cm)<イナダ、ハマチ(8〜12月、40cm)<ワラサ、メジロ(60cm)<ブリ(〜2月、100cm〜) と大きくなります。
また、養殖魚をハマチと呼ぶこともあります。料理は、照り焼き、刺身、寿司、大根煮などにされます。
大きくなるつれ油が乗ります。
成魚のブリは、同じブリ属のヒラマサと似ていますが、
1)上顎の後端部が、ブリは角張るのに対し、ヒラマサは丸みを帯びています。
2)胸鰭と腹鰭の大きさが、ブリは同じ大きさなのに対し、ヒラマサは腹鰭が長く胸鰭が短い
ことから見分けられます。
一般名:イナダ
学名:Seriola quinqueradiata
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門硬骨魚綱スズキ目アジ亜目アジ科ブリ属
生息分布:日本全域(北海道〜四国、九州)の沿岸、温帯域を回遊
全長:35〜60cm 体色:群青に黄色縞模様(背)、銀白(腹)
産卵期:2〜7月 食性:アジ(鯵)、イワシ(鰯)、イカ(烏賊)、タコ(蛸)
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イナダ
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城ヶ崎海岸磯釣り(2011年10月15日)
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