クロガシラガレイ(黒頭鰈) とは、青森県以北、オホーツク海南部、千島列島以南〜南シナ海の砂泥底に生息するカレイ目カレイ科ツノガレイ属の大型のカレイです。
体色は有眼側(背側)は黒褐色〜茶褐色で、無眼側(腹部)は白い。
背鰭と尻鰭に黒色帯があり、尾鰭後縁が白い。
一般的に有眼側を上にして、眼が左にあるのがヒラメ(鮃)、右側にあるのがカレイ(鰈)です。
クロガレイ(黒鰈) に似ていますが、側線の湾曲部がクロガレイよりやや高いことで見分けます。
産卵は初夏に行なわれます。
塩焼や煮付けにして食べると美味しいです。卵は珍重するほどの味ではありません。
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クロガシラガレイ(黒頭鰈)
旭山動物園(2009年12月27日)
魚図鑑
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一般名:クロガシラガレイ(黒頭鰈)
学名:Pleuronectes schrenki
別名:Cresthead flounder(クレストヘッド・フラウンダー)
科属名:硬骨魚綱カレイ目カレイ科ツノガレイ属
分布:青森県以北、オホーツク海南部、千島列島以南〜南シナ海 環境:沿岸の水深100以浅の砂泥底
全長:50cm
体色:黒褐色〜茶褐色(背側)、白地(腹側) 産卵期:4〜6月 背鰭・尻鰭:黒色帯がある
特徴:尾鰭後縁が白い。クロガレイに似ているが、側線の湾曲部がクロガレイよりやや高い。
味:旨
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