別名:クロベラ(黒ベラ)
オハグロベラ(お歯黒ベラ) は、スズキ目ベラ亜目ベラ科オハグロベラ属の小型のベラです。
釣りで浮き下を長く取ると海底からよくかかって来ます。
体高がやや高く紡錘形をしており、胸鰭〜腹鰭辺りに胡麻粒のような黒斑が散らばっています。
雄の方が1割程大きい。
雄は、黒地に金色模様(あるいは、金色地に黒斑)で全体的に黒っぽく、眼下に黄色い線があり、背鰭の第1、第2棘が伸びています。
雌は体全体が赤っぽく、眼下に斑紋はないが赤い横線が入っており、背鰭の第1、第2棘は伸びません。
雌から雄に性転換する時に背鰭の第1、第2棘が伸びます。
一般名:オハグロベラ(お歯黒ベラ)
学名:Pteragogus aurigarius
別名:クロベラ(黒ベラ)
科属名:スズキ目ベラ亜目ベラ科オハグロベラ属
生息分布:青森、日本海側、南日本 環境:内湾の岩礁域や藻場
全長:15〜18cm 体形:やや体高が高い紡錘形 体表色:全体に黒っぽく各鱗周囲に黄色い縁取り(♂)、全体に赤っぽく眼下に斑紋は無いが赤い横線が入る(♀) 特徴:雄は背鰭の第1と第2の棘が長い、雌は短い。体色が赤く背鰭の第1、第2棘が長いのは雌から雄へ性転換中のもの 食用の可否:可、味良い方
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オハグロベラ(お歯黒ベラ)
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内房海釣り(2008年7月6日)
城ヶ崎釣り(2008年11月1日)
魚図鑑
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オハグロベラ(お歯黒ベラ)♂
体全体的が黒っぽく鱗片一つ一つの周囲が黄色く縁取られて
おり眼下に迷路のような鮮黄色の細い線がたくさんあります。
房総半島釣果、2008年7月6日撮影
釣果の調理例−握り寿司 自宅で、2008年7月6日
上から時計回りに、サバ、メジナ、キューセン、オハグロベラ、メジナ(グレ)焼切り
オハグロベラ♀→♂(お歯黒ベラ) 城ヶ崎で、2009年12月20日
オハグロベラ♀→♂へ性転換中
(お歯黒ベラ) 城ヶ崎海岸、2008年11月1日
体が赤っぽく、背鰭の第1、第2棘が伸びています(雌は伸びない)。
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