タツノオトシゴ(竜の落とし子) とは、温かい浅海に生息する
トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属の海水魚です。日本各地の藻場で見られます。
およそ魚に見えない外観をしています。
体は龍、顔は馬に似ており、長い尾を海草等に巻きつけて身体が流されるのを防いでいます。
体形や体色で藻等の周囲の環境に擬態します。
食性は肉食性で、小魚や甲殻類等を捕食します。
春〜秋に雌が雄の腹部にある育児嚢に産卵し、その後、雄が卵が孵化し稚魚になるまで3週間ほど保護します。
一般名:タツノオトシゴ(竜の落とし子)
学名:Hippocampus coronatus
分類名:動物界脊索動物門魚上綱硬骨魚綱トゲウオ目ヨウジウオ亜目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属
別名:ウミウマ(海馬)、カイマ(海馬)、Seahorse
生息分布:日本各地〜熱帯〜温帯域の海洋 環境:浅海の藻場、岩礁、サンゴ礁
全長:8cm 体形:体は龍、顔は馬似 体色:茶・黄
食べ物:小魚、甲殻類、肉食性 繁殖形態:産卵 産卵:雌
出産・育児:雄 繁殖期:春〜秋 孵化期間:3週間
特徴:およそ魚に見えない外観、体が龍で顔が馬に似ている、体の形や色で擬態、
長い尾を海草等に巻きつけて身体を固定、雄の腹部に育児嚢があり卵を孵化させる
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タツノオトシゴ(竜の落とし子)
葛西臨海公園(2010年3月7日)
魚図鑑
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