ウッカリカサゴ(うっかり笠子)は、
同属のカサゴ(笠子)と同様、岩場近くの海底でじっとしている
カサゴ目フサカサゴ科カサゴ属の魚です。
カサゴとの違い
カサゴとの違いは、ウッカリカサゴの体表には多数の明瞭な斑点があり、斑点周囲が褐色で
マーカーされているのに対し、カサゴの斑点は不鮮明で褐色のマーカーがありません。
どちらも美味しい白身魚ですが、残念ながら、カサゴの方が美味と言われます。
メバルとの違い
同科異属(カサゴ目フサカサゴ科メバル属)に メバル(目張) がいて、似ていますが、
カサゴ類のお腹は横幅があるので床に置くとそのまま立ちますが、
メバル(眼張)は横幅が無いので立たず横を向いて倒れてしまいます。
一般名:ウッカリカサゴ(うっかり笠子)
学名:Sebastiscus tertius
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱カサゴ目フサカサゴ科カサゴ属
生息分布:東北以南 生息環境:沿岸部の浅い岩礁域
全長:30〜40cm 体形:背鰭や頭部、頬に刺があり頭が大きい
体色:赤茶地や茶色地で、鮮明な小斑があり斑縁は褐色でマーカーされる。
食性:甲殻類や魚類を捕食する動物食性
繁殖:卵胎生
食用の可否:可 身色:白 料理方法:唐揚、煮付け、刺身など
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