デコポン(Dekopon) とは、九州の、主として、
熊本県で産出されるムクロジ目ミカン科ミカン属デコポン種の常緑樹の果実、シラヌイ(不知火)の内、
糖度13度以上の基準を満たす果実を登録商標したものを言います。
デコポンの正式名称は、シラヌイと言います。
1972年に長崎県の果樹試験場口之津支場が、清美にポンカンを掛け合わせて作り出した交雑種で、花に芳香があります。
形と名前の由来
果実の形は、ネック部が出っ張って瓢箪形となっていることや、皮の表面に凸凹があること、
おでこ(でこ)がポンと出ていることをユーモラスにとらえてネーミングされました。
味
甘みがあり、酸味も強すぎず、ポンカン香があり、
皮が剥きやすく、ジョウノウ膜(内袋)も薄く食べやすことや、
種が少ないことから人気の果物となっています。
尚、おでこの部分には、果実は無く食べるものはありません。
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一般名:デコポン(Dekopon)
学名:(Citrus unshiu × C. sinensis) × C. reticulata
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ亜綱ムクロジ目ミカン科ミカン属デコポン(Dekopon)種
原産地:日本(交雑種)
生産地:熊本県を中心とする日本全国 環境:日当たりの良い場所
樹高:2〜2.5m 木の横幅:2〜3m 果実重:200〜300g
果実色:黄橙 果実形:瓢箪状 出荷期:12月〜3月(ハウスもの)、3〜4月(路地もの) 旬:2月中〜3月 結実年数:4〜5年
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デコポン(Dekopon)
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