アゼトウナ(畔唐菜) とは、秋〜冬、10cmに程の低い草丈を岩場にしがみ着かせて、
散房状花序に黄色い小花を密に咲かせるキク目キク科アゼトウナ属の多年草です。
根性葉がロザッタに広がります。
茎葉は、肉厚のヘラ状で葉縁に鈍い鋸歯があります。
花序は、主幹の葉腋から出した側枝が少し這ってその後、斜上した先に付きます。
花は、全て黄色い、14枚程の花弁と、14本程の雄蕊、1本の雌蕊から構成されます。
花弁の先端には4つの浅いギザギザがあります。
ワダンと似ていますが、アゼトウナは草丈が低いのに対し、ワダンは草丈が高いです。
一般名:アゼトウナ(畔唐菜)
学名:Crepidiastrum keiskeanum
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科アゼトウナ属
原産地:日本
分布:本州の伊豆半島以西〜九州の太平洋沿岸
環境:海岸の岩場
草丈:10cm 根生葉:ロゼット状、葉が肉厚でへら状、鈍い鋸歯あり
茎葉:互生して付き、、葉が肉厚でへら状、鈍い鋸歯あり
花色:黄 開花期:10〜12月 花径:1〜1.5cm
特記:ロゼットの葉腋から側枝を斜め上に伸ばす。
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