アズマヤマアザ(東山薊)ミは、秋、福島以西〜中部地方の山野に自生するキク目キク科アザミ属の耐寒性多年草です。
東日本に咲くアザミということが名前の由来です。西日本の山野ではヤマアザミが多い。
茎は直立し、草丈は高く、細長い茎葉は深く羽状中裂し先端が鋭く尖り、裂片には棘があります。
葉は互生してつきます。
葉腋に薄紅色の細長い管状花が集合した頭花を1〜3個ずつ咲かせます。
総苞は細い筒状で少し粘り気のある毛が生え、総苞片先にある棘は短く殆ど反り返りません。
風媒花で痩果の先端につく種子にはフワフワした冠毛があり風で遠方に運ばれその地で発芽します。
一般名:アズマヤマアザミ(東山薊)
学名:Cirsium microspicatum
別名:-
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科アザミ属
生息地:福島以西〜中部の日本 環境:吾妻山、高尾山などの山野
草丈:150〜200cm 茎:直立
茎葉:細長く深く羽状中裂し裂片に棘がある 葉長:15〜30cm 葉のつき方:互生 葉縁:棘多し 葉柄:無
開花時期:9〜11月 花序形:穂状花序 花:頭花のみ 花色:薄紅 花径:2cm
特徴:葉腋に花を1〜3個咲かせる、花色は薄い、総苞は細い筒状でくも毛があり反り返らない
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高尾山(2010年11月7日)
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