バショウ(芭蕉) は、芭蕉布に使われるショウガ目バショウ科バショウ属の多年草です。
葉鞘は2〜3mとなり、沖縄では繊維を使って芭蕉布を織り特産品としています。
根や葉、花、種子は漢方楽の材料として用いられます。
●バショウとバナナの見分け方
バショウは同属で、ミバショウ(実芭蕉)とも呼ばれる
バナナ(banana)
と、非常に良く似ています
バショウとバナナの見分け方は、バナナの苞が紫色なのに対して、
バショウの苞は緑色か薄黄色であることです。
また、バナナの実は、大きくなって食べられるのに対し、
芭蕉の実は大きくならず、黒い種ばかり多くて食べられません。
芭蕉は耐寒性がありますが、バナナは寒さに弱いです。
一般名:バショウ(芭蕉)
学名:Musa basjoo (ムサバジョウ) Sieb. et Zuccarini
別名:Japanese basjoo(ジャパニーズ・バショウ) 、Japanese fiber banana(ジャパニーズ・ファイバーバナナ)
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ショウガ目バショウ科バショウ属
原産地:中国南部
生活型:耐寒性多年草
草丈:200〜300cm
葉色:緑 葉形:長楕円形 葉長さ:150cm 葉幅:50cm
用途:芭蕉布、観賞用
●バショウと付く植物
・オウギバショウ(扇芭蕉)ータビビトノキ(旅人の木)とも呼ばれます。
・ミズバショウ(水芭蕉)
・ミバショウ(実芭蕉)−バナナのことです。
・バショウ(芭蕉)
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