ベニカタバミ(紅片喰)とは、春〜夏、紅色の花を咲かせる南米帰化のフウロソウ目カタバミ科カタバミ属の多年草です。
三つ葉形をして、艶のある緑色の丈の低い小さな葉群から細長い花茎が伸び、茎先に複数の濃桃色の五弁花を咲かせます。
同属のイモカタバミ(芋片喰)
ムラサキカタバミ(花弁色は桃色) と似ています。
イモカタバミとムラサキカタバミ、ベニカタバミの違いは、
イモカタバミとベニカタバミは、花の中央にある雄蕊の葯色が黄色であるのに対し、
ムラサキカタバミは白い。
また、イモカタバミとベニカタバミは花の中心部の色が濃いのに対して、
ムラサキカタバミの中心部の色は薄い。
良く似たイモカタバミとベニカタバミですが、その違いは、
葉が、イモカタバミは花に対し大きく光沢が無いのに対し、
ベニカタバミの葉は小さく光沢があります。
また、イモカタバミとベニカタバミでは、花弁が、イモカタバミは細長いですが、
ベニカタバミは丸みを帯びています。
一般名:ベニカタバミ(紅片喰)
、学名:Oxalis brasiliensis
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱フウロソウ目カタバミ科カタバミ属
、原産地:南米 生息分布:日本各地 環境:道端
、草丈:15〜30cm 葉形:三つ葉に似た葉 葉色:光沢のある緑色の小さな葉
開花期:4〜7月 花径:1cm 花弁数:5枚 花色:紅色 葯色:黄 雄蕊数:10本 雌蘂:5室
果実形:刮ハ(さくか) 果実長:2cm
■関連ページ
ベニカタバミ(紅片喰)
木場公園(2010年5月9日)
城ヶ崎釣り(2009年5月24日)
ハ行の花図鑑
|