クリスマスローズ(Christmas rose)は、クリスマス時期に開花する冬咲きでキンポウゲ科クリスマスローズ属の「ヘレボルス・ニゲル(学名:Helleborus niger)」を指します。12月末から2月頃まで咲きます。
学名から、ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)や、冬咲きなので「フユボタン(冬牡丹)」とも呼ばれます。花のように見えるものは、萼です。茎頂に、白または桃色の花を横向きに咲かせます。
基本種の一重咲きの他、八重咲きや半八重咲きの園芸品種や、多品種との交雑種も作られています。
属名の「Helleborus 」は、ラテン語で「Helenin(殺す)+bora(食べ物)」という合成語で、「食べると死ぬぞ」という意味があります。種小名の「niger」は根が「黒い」ことから。
キンポウゲ科の例に漏れず、有毒植物です。
レンテン・ローズ(lenten rose)と呼ばれるヘレボルス・オリエンタリスと似ていますが、レンテン・ローズは春咲きで1月以降に開花します。
(残念ながら、日本では、ニゲルもオリエンタリス等も含めて、「クリスマスローズ」と呼んでいます。)
一般名:ヘレボルス・ニゲル((Helleborus niger)
学名:Helleborus niger L.(ヘレボルス・ニゲル)
別名:クリスマスローズ(Christmas rose、Xmas rose)、ヘレボラスル(Helleborus)
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科クリスマスローズ属
草丈:20〜30cm、花径:6cm、花色:白・桃、開花期:12月〜翌年2月
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