ヘレボルス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)とは
ヘレボルス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)=レンテンローズ(Lenten rose、学名:Helleborus orientalis(ヘレボラス・オリエンタリス))とは、キンポウゲ科クリスマスローズ属の耐寒性常緑多年草です。日本で見られるヘレボラス(Helleborus)は、ニガー種(niger)と、オリエンタリス種(orientalis)ですが、特に、ヘラボラス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)をレンテンローズ(Lenten rose)と呼んでいます。
しかし、どちらも同じヘレボラスなのでよく似ています。
レンテンローズとクリスマスローズの違い
レンテンローズ(Lenten rose)という名前は、
キリスト教のアッシュ・ウェンデー(Ash Wednesday:聖灰水曜日)からイースター(Easter:復活祭)までの期間である
レント(Lent:キリスト教の四旬節)に咲くことから付けられました。
花のように見えるものは、萼(ガク)で、実際の花は中心部にある線状のものです。
クリスマスローズ(Christmas rose、Xmas rose) と間違えられることが多いですが、
両者共にキンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草ですが、違いは以下の通りです。
レンテンローズ
レンテンローズは花色(萼弁色)が赤や桃、白、緑色などの園芸種が作られており、
花色が豊富で、初春(2〜3月)に開花する春咲きの花です。レンテンローズの草丈は40〜60cmと高いです。
クリスマスローズ
クリスマスローズは、クリスマスの時期に咲くヘレボルス・ニゲルを指し、花色(実際には、萼弁色)が白で冬咲きです。クリスマスローズの草丈は30cm以下と低いです。
一般名:レンテンローズ(Lenten rose)、学名:Helleborus orientalis(ヘレボラス・オリエンタリス)
、別名:ヘレボラス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)、春咲きクリスマスローズ(Christmas rose)
、分類名:植物界被子植物門真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科クリスマスローズ属
、原産地:ギリシャ、トルコ
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