デイゴ(梯梧) は、インド原産のマメ目マメ科デイゴ属の半耐寒性落葉広葉高木です。
春、葉が出る前に、穂状花序に真っ赤な鳥の嘴状の小花を多数を付けます。
デイゴの葉色は緑色ですが、Erythrina variegata(エリスリナ・バリエガタ)は葉に斑が入ったものです。
葉は大きく幅があり三枚で構成される三出複葉です。
花は下から上に向けて咲き、花に蜜がありるので鳥や蝙蝠が寄って来ます。
花が散るとソラマメの鞘に似た実を付けます。
幹は成長が早く、枝を横に張るので、緑陰や風除けに街路樹や公園樹として植えられます。
落葉樹ですが、一斉に葉が落ちるわけではなく、花の咲いている枝の葉が落ちます。
材は柔らかく加工しやすいので、漆器の木地に使われます。
沖縄の県花になっています。
デイゴの仲間
アメリカデイゴ(アメリカ梯梧)や、
サンゴシトウ(珊瑚紫豆、珊瑚刺桐)、
など、デイゴ類は100種類ほどあります。
一般名:デイゴ(梯梧)
学名:Erythrina indica(エリスリナ・インディカ )
別名:コーラル・ツリー(Coral tree)、エリスリナ、Tiger's claw、デイク、デンゴ
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱マメ目マメ科デイゴ属
原産地:インド
樹高:4〜15m 樹周:4m 葉形:三出複葉
開花期:3〜4月 花色:朱赤 穂状花序長:10〜25cm 花長:5〜10cm
■関連ページ
デイゴ(梯梧)
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