フシグロセンノウ(節黒仙翁) は、日本固有種でナデシコ目ナデシコ科センノウ属フシグロセンノウ種の多年草です。
、夏〜秋、本州〜四国、九州の山地の林下に自生します。
草丈は50〜90cmで、
茎は直立し上部で分枝します。節が紫黒色で膨らんでいることが特徴です。
葉は卵形〜楕円状で先端が尖り茎に対生に付きます。
茎頂に複数個の朱赤の五弁花を上向きに平開させて咲かせます。
花弁の各上に2枚の小輪片が乗っています。
名前の由来のセンノウとは仙翁寺(せんのうじ)に栽培種が多くあったこと、フシグロとは茎の節が黒いことに因みます。
萼は長円筒状をしています。
センノウの仲間には
エンビセンノウ(燕尾仙翁) や、
スイセンノウ(酔仙翁) 、
オグラセンオウ、
マツモトセンノウ、
があります。
一般名:フシグロセンノウ(節黒仙翁)
学名:Lychnis miqueliana
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ナデシコ目ナデシコ科センノウ属フシグロセンノウ種
別名:オウサカバナ(逢坂花)
原産地:日本
生息分布:本州〜四国、九州 生活環境:山地の林下
生活型:多年草
茎:直立し上部で分枝 節:紫黒色で膨らんでいる
草丈:50〜90cm
葉形:卵形〜楕円状で先端が尖る 葉の付き方:対生 葉長:5cm 葉幅:3cm
花長:3cm 開花期:7〜10月 花色:朱赤 花弁数:5枚で各2枚の小輪片が乗っている
花の咲く場所:茎頂 花の咲き方:平開 花のつき方:茎頂に複数個 萼形:長円筒状
名前の由来:センノウとは仙翁寺(せんのうじ)に栽培種が多くあったためで
、フシグロとは茎の節が黒いことから
備考:日本固有種
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