グジオラス(Gladiolus)【かぎけんWEB】

グラジオラスとはカンナ似の花を咲かせるアヤメ科グラジオラス属の球根植物です。 別名:トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)、corn flag(コーン・フラグ)、 sword lily(スウォード・リリー、剣の菖蒲)

グラジオラス(Gladiolus) グラジオラス(Gladiolus)
グラジオラス(Gladiolus)


グラジオラス(Gladiolus) グラジオラス(Gladiolus) グラジオラス(Gladiolus)
グラジオラス(Gladiolus)

グラジオラス(Gladiolus)
グラジオラス(Gladiolus)


グジオラス(Gladiolus)カンナ(Canna)の違い


●葉幅の違い

グラジオラス(Gladiolus)の葉幅が狭いのに対し、カンナ(Canna)は葉幅が広いです。
グラジオラス(Gladiolus) カンナ(Canna)
グラジオラスの葉は線形で細い、                カンナの葉は長楕円形で幅広
左  グラジオラス(Gladiolus) 、               右 カンナ(Canna)

●花の付き方の違い

花の付き方で、グラジオラス(Gladiolus)は花穂が一列に付くのに対し、カンナ(Canna)はどちらかというと固まって咲かせます。
グラジオラス(Gladiolus) カンナ(Canna)
グラジオラスの花は一列につく、                カンナの花は固まってつく
左  グラジオラス(Gladiolus) 、               右 カンナ(Canna)

●花色の違い

花色は、グラジオラス(Gladiolus)が黒以外の殆どの色があるのに対し、カンナ(Canna)は暖色系が主です。
グラジオラス(Gladiolus) >カンナ(Canna)
グラジオラスの花色は豊富、                  カンナの花色は暖色系
左  グラジオラス(Gladiolus) 、               右 カンナ(Canna)

●葉色・模様の違い

葉の色や模様は、グラジオラス(Gladiolus)が緑色の単色なのに対し、 カンナ(Canna)は模様があり鑑賞植物として通用する。 グラジオラス(Gladiolus) カンナ(Canna)
グラジオラスの葉は単調、                   カンナの葉は鑑賞用になるものもある
左  グラジオラス(Gladiolus) 、               右 カンナ(Canna)
  

グラジオラス(Gladiolus) は、夏、すらりと伸びた花茎の先端から縦長一列に大きな花を咲かせるアヤメ科グラジオラス属の球根植物(園芸品種)です。 葉は、細長く、緑色をしており、先端が尖っています。オランダ人が日本に伝えたことから、オランダ菖蒲、また外国から入って来たのでトウショウブ(唐菖蒲)、葉形が剣に似ていることからスウォード・リリー(sword lil)、葉が小さな剣の形をしていることからラテン語でgladius(グラディウス=小さな剣)という別名が付けられています。

別科(カンナ科)に花の感じが似た カンナ(Canna) があります。

一般名:グラジオラス(Gladiolus) 、学名:Gladiolus spp. 、別名:トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)、corn flag(コーン・フラグ)、 sword lily(スウォード・リリー、剣の菖蒲) 、分類名:アヤメ科グラジオラス属 、原産地:熱帯アフリカ、地中海沿岸 、草丈:100cm 開花期:6〜9月 花色:赤・黄・白・青等、黒以外の殆どの色 花径:5〜15cm

■関連ページ
グジオラス(Gladiolus)  7月の花#1(2002年)  7月の花#2(2001年7月16日) 

グラジオラス(Gladiolus)
グラジオラス(Gladiolus)
木場公園、2001年7月16日