別名:クサトベラ(草海桐花)、ナウパカ、
ビーチ・ナウパカ、Naupaka-hakakai(ハワイ名)、ナウパカ・バイ・ザ・シー
ハーフ・フラワー(Half-flower)とは、花が半分に切られたように咲く変わったキク目クサトベラ科トベラ属の(亜)熱帯性常緑常緑低木です。
日本ではクサトベラ(草海桐花)と呼ばれます。
ハワイの伝説
海に咲くこの花はビーチ・ナウパカ(Beach naupaka)と呼ばれ、花弁が下半分しかなく、同様に花弁が半分しかないマウンテン・ナウパカ((Mountain naupaka、Naupaka kuahiwi)の花と合わせてはじめて完全な花になるというハワイの伝説があります。これは、恋人のいる若者に恋をした火の神ペレがその想いを果たせず、嫉妬して怒り狂ったので、その怒りを避けるため、若者は海へ、女性(恋人)は山に逃げてそれ以来引き裂かれてしまったということのようです。
ハワイの海岸でこのビーチナウパカは一年中見かけます。白い花と白い果実が一緒についていることは珍しくありません。近年、その耐塩性や耐風性、砂地への定着性の良さが認められています。
一般名:ハーフフラワー(Half-flower)
学名:Scaevola taccada
別名:クサトベラ(草海桐花)、ナウパカ(Naupaka)、ビーチ・ナウパカ(Beach naupaka)、
Naupaka-hakakai(ハワイ名)、ナウパカ・バイ・ザ・シー(naupaka-by-the sea)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目クサトベラ科トベラ属
原産地:ハワイ、オーストラリア〜ポリネシア
生息分布: 環境:海岸
樹高:1〜3m
葉の付き方:茎先に集合して互生
葉形:倒卵形
花序形:集散花序
花色:白地に紫色の筋→時間と共に白〜黄色に変色
花冠長:2cm 開花期:夏
花冠形:下側に扇状に5深裂
果実タイプ:核果 種子数:2個
実色:白 果実径:楕円形
拡散:果実は鳥に食べられたり海流で流され散布される。、
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ハーフフラワー(Half-flower)
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memo
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ブセナテラスで、2013年8月10日
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ハーフ・フラワー(Half-flower)
Mandarin Oriental Kahara(オアフ島)で、2005年8月
ハーフ・フラワー(Half-flower)の果実
Mandarin Oriental Kahara、2005年8月8日
葉は皮質で光沢があり、花よりずっと大きく、花を保護するように出ています。
ハーフ・フラワー(Half-flower)の果実
Mandarin Oriental Kahara、2005年8月8日
ハーフ・フラワー(Half-flower)の果実
白い花と白い果実が一緒についていることは珍しくありません。
Mandarin Oriental Kahara、2005年8月8日
ハーフ・フラワーの花
ハーフ・フラワー(Half-flower)の果実
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