ハーフ・フラワー(Half-flower)は、花が半分に切られたように咲く変わった(亜)熱帯性常緑低木です。
海に咲くこの花はビーチ・ナウパカ(Beach naupaka)と呼ばれ、花弁が下半分しかなく、
同様に花弁が半分しかないマウンテン・ナウパカ(Mountain naupaka、Naupaka kuahiwi)の花と合わせて
はじめて完全な花になるというハワイの伝説があります。
これは、恋人のいる若者に恋をした火の神ペレがその想いを果たせず、嫉妬して怒り狂ったので、
その怒りを避けるため、若者は海へ、女性(恋人)は山に逃げてそれ以来引き裂かれてしまったということのようです。
ハワイの海岸でこのビーチナウパカは一年中見かけます。白い花と白い果実が一緒についていることもあります。
近年、その耐塩性や耐風性、砂地への定着性の良さが認められています。
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一般名:ハーフフラワー(Half-flower)
学名:Scaevola sericea
別名:ナウパカ(Naupaka)、ビーチ・ナウパカ(Beach
aupaka)、クサトベラ、Naupaka-hakakai(ハワイ名)、ナウパカ、バイt・ザ・シー(naupaka-by-the sea)、
分類名:クサトベラ科
原産地:ハワイ、オーストラリア〜ポリネシア
樹高:1〜3m 花色:白 花冠:2cm 実色:白 果実径:球状果
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