ハルジオン(春紫苑) とは、春から夏に
九州以北の荒地や道端で見られるキク目キク科ムカシヨモギ属の一・二年草の野草です。
同属には、
ヒメジョオン(姫女苑) があり似ています。
両者の違いは、ハルジオンは春に開花し、蕾は下向きで、葉は茎を抱き、茎中は中空で、葉裏に毛が無いのに対し、
ヒメジョオンは、初夏に開花し、蕾は上向きで、葉は茎を抱かず、茎中に白い髄が詰まっていて空洞が無く、葉裏に毛が生えていることです。
また、ハルジオンはヒメジョンより草丈が低く、花径が大きく、白い舌状花が多く、花数は少ないです。
一般名:ハルジオン(春紫苑)
学名:Erigeron philadelphicus
別名:ビンボウグサ(貧乏草)、Philadelphia fleabane
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ムカシヨモギ属ハルジオン種
原産地:北米 生息分布:九州以北の日本 環境:荒地や道端
生活型:多年草の野草
草丈:30〜100cm 花色:白・薄紫 花径:2.5cm 開花期:4〜7月
特徴:茎葉は基部が茎を抱く
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