ヒメジョオン(姫女苑) とは、アメリカからの帰化植物で
キク目キク科ムカシヨモギ属の一・二年草の野草です。
初夏〜冬、空き地や野原等、日本全国至る所で見られます。
葉は倒披針形をしており、互生して付きます。
茎の上部で枝分かれし黄色い管状花の花芯とその周囲の白、または
薄紫色の舌状花からなる小さな頭花を多数咲かせます。
同属のハルジオン(春紫苑) と似ています。
●ヒメジョオンとハルジョオンの違い
両者の違いは、
ヒメジョオンは、開花期が初夏からで、蕾が上向き、茎の中に白い髄が詰まっており、葉裏に毛が生えているに対し、
ハルジョオンは、春に開花し、蕾の時花が下向きで、茎中は中空、葉裏に毛が無いです。
また、ハルジオンはヒメジョンより草丈が低く、花径が大きく、白い舌状花が多く、花の数は少ないです。
一般名:ヒメジョオン(姫女苑)
、学名:Erigeron annuus
、別名:ヤナギバヒメギク(柳葉姫菊)
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ムカシヨモギ属
、原産地:北米
、草丈:30〜120cm 花色:白・薄紫 花径:2cm 開花期:6〜12月
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ヒメジョオン(姫女苑)
木場公園(2003年12月15日)
ハ行の花図鑑
麹町便り
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