ハスノハギリ(蓮の葉桐)は、ハマノハギリ科ハマノハギリ属の熱帯性常緑高木です。
樹高が10〜20mになる高木で、沖縄や小笠原などの熱帯の海岸に多く分布します。
夏、白〜薄黄の小花が3個ずつ並んでつきますが、3個の中で中央の花1個が雌花、左右の2個は雄花です。
それら3組1セットとなったものが多数集まり房状の花序を形成します。
葉は柔らかい皮質で、長卵形で先が尖っており、白い葉脈がくっきり見えます。
花名の由来は、長い葉柄がハス(蓮)に似ており、
幹が軽くキリ(桐)に似ていることから付けられました。
一般名:ハスノハギリ(蓮の葉桐)
学名:Hernandia nymphaeifolia
別名:ハマギリ(浜桐)、Jack in the box
分類名:ハマノハギリ科ハマノハギリ属
原産地:西インド諸島
生息分布:沖縄、小笠原 環境:海岸部の沿岸
樹高:10〜20m 材表面:灰白 開花期:7〜9月 花色:白〜薄黄 花径:0.5cm
葉形:長卵形で先が尖る 葉質:柔らかい皮質 葉色:白い葉脈が目立ち、緑(表)、薄緑(裏) 葉長:20〜40cm
果実:やや平たい丸形 種子:黒い卵形
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