ハス(蓮)｜かぎけんWEB

ハスとはお釈迦様と縁の深いスイレン目ハス科ハス属の耐寒性落葉多年草の水生植物です。別名：ハスの根はレンコン（蓮根）、ロータス（Lotus）

ハスの花

ハス1(蓮)
蓮の花　蓮池、2009年8月9日、上野不忍池

 ハス(蓮)
蓮の花、2003年7月19日、西会津

●ハスのフラワーアレンジメント

ハス(蓮)の花托

似たもの同士

シャワーと蓮の実は似たもの同士

ハスの地下茎：レンコン

左：蓮根の断面（穴が多い）、右："酢レンコン握りずし


左：レンコンとカマス天麩羅、右：カラシレンコン（辛子蓮根）

スイフヨウ
ハスのクレープ

ハスの芽

ハスの芽梅酢漬け
小さな芽にも小さな穴が沢山空いている

ハスの外敵

ラプラタリンゴガイ (RAPURATA-RINGOGA）
ラプラタリンゴガイ (RAPURATA-RINGOGAI、学名：Pomacea insularum）

ハス（蓮）とは

ハス（蓮、学名：Nelumbo nucifera）とは、エジプト原産で、スイレン目ハス科ハス属の耐寒性落葉多年草の水生植物です。
英名では、ロータス（Lotus）と呼ばれます。
草丈は100～150cmです。葉は緑色で、直径30～50cmの円形で、表面に撥水性があるので水滴を弾きます。
7～8月に、直径10～12cmの、桃色（基本色）、白色、赤色の美しい花を咲かせます。
仏教と縁があります。

根と果実は食用に

ハスの根は、レンコン(蓮根)、果実は蓮の実であり、いずれも食用となります。

ハスと似た花

ハスと似た花に、スイレン（睡蓮）があります。
違いは、ハスはハス科で、スイレンは、スイレン科の植物です。また、花の咲き方が違い、ハスが水面から立ち上がって咲くのに対し、スイレンは一部の熱帯性のものを除き、水面上で花を咲かせます。ハスには花中央に蜂巣状のカタク(果托)がありますが、スイレンにカタクはありません。
葉は、ハスで立ち上がるものがありますが、スイレンは水面上に浮かびます。果実や根(地下茎)は、ハスが全草食べられるのに対し、スイレンは食べられません。スイレン科で、通常、食用とされているものは、ジュンサイ(蓴菜)だけです。

ハスの外敵

紐舌目リンゴガイ科リンゴガイ属の大型の淡水巻貝「ラプラタリンゴガイ (RAPURATA-RINGOGAI、学名：Pomacea insularum）」は水田に住み、ハスなどの作物を食べて人間に被害を与えます。

大賀蓮

オオガハスという2000年前の蓮がありますが、これは大賀一郎博士により1951年に千葉で実を発掘し開花させたものです。

名前の一部に蓮と付く花

チユウキンレン(地湧金蓮)がありますが、別科(バショウ科)の多年草です。

一般名：ハス(蓮)
学名：Nelumbo nucifera（ネルンボ・ヌキフェラ）
分類名：植物界被子植物門双子葉植物綱スイレン目ハス科ハス属
英名：ロータス（Lotus）
原産地：エジプト
草丈：100～150cm、
葉質：撥水性、葉色：緑　葉径：30～50cm　葉形：円形　
開花期：7～8月　花径：10～12cm　花色：桃・白・赤　