ヘラオオバコ(箆大葉子、学名:Plantago lanceolata)は、ヨーロッパ原産で、夏に野原や空き地で見かけるオオバコ科オオバコ属の多年性の雑草です。江戸時代末期に渡来し、日本に帰化しています。
葉は全て根生葉(根元に生える葉)で、細長いヘラ状です。春〜夏に、茎先端につける花穂は穂状花序で白花が下から上へ順に咲き上がります。
似た花に、同属のオオバコ(大葉子、学名:Plantago asiatica)があります。
花はヘラオオバコより小さく、葉は楕円径をしており大きいです。
一般名:ヘラオオバコ(箆大葉子)
学名:Plantago lanceolata(プランターゴ)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱オオバコ目オオバコ科オオバコ属ヘラオオバコ種
別名:イギリスオオバコ(イギリス箆大葉子)、Buckhorn plantain、
Ribgrass、Ribwort、English plantain、Common plantain
原産地:欧州
生活型:多年草、外来種、雑草、草丈:30〜50cm、葉長:10〜20 cm、葉幅:1.5〜3 cm、葉:全て根生葉(根元に生える葉)、葉形:細長いヘラ状、葉縁:短い波状の鋸歯、花序形::円柱状の穂状花序、花序長:30cm、花序径:1cm、開花期:6月〜8月、花色:白、両生花。
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