ヒメサギゴケ(姫鷺苔)
ヒメサギゴケ(姫鷺苔、学名:Mazus goodenifolius)とは、日本〜台湾〜ニューギニア原産で、ハエドクソウ科サギゴケ属の常緑二年草〜多年生の野草です。日本では、九州〜屋久島〜奄美大島〜沖縄北部の渓流沿いの湿気のある場所に自生します。茎丈は5〜15cmと小型です。根生葉から直立した茎先に総状花序を出します。小葉は長楕円形で、葉身長は3〜5cm、葉幅は1〜1.5cmで、葉縁に鋸歯があります。花序に疎らに付く花は、花弁が合着した筒状花で、先端が唇状の左右相称花で、花色は白〜薄黄色、花長1cm程の小花です。属名の「Mazus」はギリシャ語で「乳頭突起の」、種小名の「goodenifolius」とはラテン語の「クサトベラ科の葉のような」という意味です。絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。
一般名:ヒメサギゴケ(姫鷺苔) 、学名:Mazus goodenifolius 、分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目ゴハエドクソウ科(旧ゴマノハグサ科)サギゴケ属ヒメサギゴケ種、原産地:日本〜台湾〜ニューギニア、生息分布:九州〜屋久島〜奄美大島〜沖縄北部、環境:渓流沿いの湿気のある場所、茎丈:5〜15cm、葉色:緑、葉の状態:根生葉、小葉の形状:長楕円形、葉縁:鋸歯あり、小葉長:3〜5cm、葉幅:1〜1.5cm、ランナー:無、花序:総状花序、花の対称性:左右相称、花長:1cm、花色:白〜薄黄色、花冠:筒状で先端が唇状、花弁:合着、上唇形:卵形、下唇:3裂し、さらに先端が2浅裂、開花期:4〜7月、絶滅危惧IB類(EN)。
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