イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)とは、
シソ目シソ科イブキジャコウソウ属の這性常緑小低木です。
伊吹山に多く自生する日本唯一のタイムで、葉には麝香があり、名前の由来となっています。
北海道〜九州の低地〜高山の日当たりの良い岩礫地に自生します。
草と思えるほど樹高が低く、地面を覆うように紅色の小花を咲かせます。
イブキジャコウソウ属には、350ほどの種があり、
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) や、、
ヨウシュイブキジャコウソウ(学名:T. serpyllum)
や、
タチジャコウ(学名:T. vulgaris L.)、
などがあります。
一般名:イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
学名:Thymus quinquecostatus Celak.
別名:イワジョコウソウ(岩麝香草)、ナンマンジャコウソウ
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱シソ目シソ科イブキジャコウソウ属イブキジャコウソウ種
原産地:北海道〜九州の日本 環境:低地〜高山の日当たりの良い岩礫地
生活型:這性常緑小低木 草丈:5〜15cm
葉形:卵形で先端は鈍く尖る 葉縁:全縁 葉の付き方:対生
花色:紅色 花形:唇型 雄蕊数:4本 開花期:6〜8月
果実形:偏平 果実種類:分果
備考:葉に麝香
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