イヌビワ(犬枇杷)【かぎけんWEB】

イヌビワ(犬枇杷)とは、クワ科イチジク属の落葉広葉低木です。

イヌビワとは

イヌビワ(犬枇杷、学名:Ficus erecta 又は Ficus erecta var. erecta)とは、日本と済州島(韓国)原産で、クワ科イチジク属の落葉広葉低木です。

イヌビワ(犬枇杷)のイラストとショート動画

イヌビワ(犬枇杷)
イヌビワ(犬枇杷)のイラスト by 有紀@kagiken

ショート動画「イヌビワの描き方」音声あり

色鉛筆でイヌビワを描くヒントを有紀@kagikenがショート動画「イヌビワの描き方」でご説明します。
画像をクリックすると開始します。声による説明があります。

イヌビワ(犬枇杷)とは

イヌビワ(犬枇杷)、学名:Ficus erecta)とは、日本、済州島(韓国)原産で、目クワ科イチジク属の落葉広葉低木です。
別名で「イタビ」とも呼ばれます。日本では、関東以南から四国、九州、琉球半島の山地に自生します。樹高は3〜5 mです。イチジク属なので、樹皮に傷をつけると乳白色の樹液が出ます。葉は薄く、葉柄があり、緑色で、楕円形をしています。葉長さは8〜20cm、葉幅は4〜8cm、葉縁は全縁で枝に互生して付きます。雌雄異株です。4〜5月に開花し、花は葉腋からでますが、花嚢という隠頭花序で外には現れません。花嚢の径は1cmほどです。9月〜11月に花嚢が果嚢へと変わります。果実(果嚢)は直径1〜1.3cmの球形です。果実は赤色から濃紫色に熟し食べられます。味は甘みがあります。用途としては、樹木は公園樹や庭園樹に、果実は食用や薬用に、白い樹液は薬用となります。

一般名:イヌビワ(犬枇杷)、学名:Ficus erecta 又は Ficus erecta var. erect、別名:イタビ、原産地:日本、済州島(韓国)、生息環境:関東以南から四国、九州、琉球半島の低地の林内、分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目クワ科イチジク属、生活型:落葉広葉低木、樹高:3〜5 m、樹皮:傷つけると白い樹液が出る、葉柄:有、葉柄長:2〜5cm、葉色:緑色、葉形:卵状楕円形の単葉(不分裂葉)、葉長:8〜20cm、葉幅:4〜8cm、葉質:薄い、葉縁:全縁、葉序:互生、雌雄異株、花の出る場所:葉腋、開花期:4〜5月、花序形:隠頭花序、花嚢径:0.8〜1cm、果実期:9〜11月、果実型:果嚢、果実径(果嚢径):1〜1.3cm、果実形:球形、果実色:赤→濃紫色、果実の食用の可否:可、果嚢味:甘い、用途:樹木は公園樹や庭園樹に、果実は食用や薬用に、白い樹液は薬用に。

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イヌビワ(犬枇杷)
イヌビワ(犬枇杷)のイラスト by 有紀@kagiken