イヌホオズキ(犬鬼灯・犬酸漿、学名:Solanum nigrum)とは、日本を含む世界の温帯域〜熱帯域原産でナス科ナス属の一年性の野草の雑草です。
別名でバカナス(馬鹿茄子)、英名で Black Nightshade と呼ばれます。
北海道、本州、四国、九州、沖縄の野原や、畦道に自生します。 全草に毒があります。
草丈は30〜60cmで、茎は直立し良く分枝します。
総状花序に小さな白い漏斗状の先端が5裂した花を咲かせ。
花後、緑色の実を成らせ熟すと黒くなり、テリミノイヌホオズキと同様、萼を残して落ちます。
よく似たオオイヌホオズキやアメリカイヌホオズキは、小果柄の基部から落ちることで見分けられます。
また、アメリカ犬ホオズキの茎には刺がありますが、イヌホオズキにはありません。
一般名:イヌホオズキ(犬鬼灯・犬鬼橙・犬酸漿)
学名:Solanum nigrum
別名:バカナス(馬鹿茄子)、Black Nightshade
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナス目ナス科ナス属イヌホオズキ種
原産地:日本を含む世界の温帯域〜熱帯域
分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄までの日本、環境:野原、畦
草丈:30〜60cm
生活型:一年草、茎:直立、枝:良く分枝
葉身長:6〜10cm、葉形:広卵形で先端は三角形状、葉縁:波形の鋸歯、葉柄:翼有、葉序:互生
放射相称花、開花期:8〜10月、花の出る場所:茎の途中の葉腋から、花序形:4〜10個を纏めた総状花序、
花冠形:漏斗状で先端が5深裂、花径:0.7cm、花色:白、雄蕊色:黄色で太くよく目立つ、顎:杯状で5浅裂
果実タイプ:液果、果実形:球形、果実室:艶無し、果実径:0.8〜1cm、実色:緑→黒、種子数:50〜60個、
種子長:0.2cm
備考:全草にソラニン毒あり、落果時には萼を残す
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