イタドリ(虎杖)とは
イタドリ(虎杖)とは、タデ目タデ科ソバカズラ属イタドリ種の多年草です。
地下茎の成長が早く丈夫で自然災害があった場所に逸早く根付く先駆植物として知られます。
太い茎は中空ですが、春に摘んで、若芽と同様に山菜として食べられます。
酸味が強く酸っぱいので、灰汁抜きしてから調理します。
葉は互生してつきます。
初秋に山野などで地味な白花を咲かせ、花後に白い実を成らせ、
秋に翼のある種子が出来て風で飛んで行きます。
名前の由来は、葉を揉んだ液を傷口につけると痛みが取れることに因みます。
一般名:イタドリ(虎杖)、学名:Aster glehni var. hondoensis、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱タデ目タデ科ソバカズラ属イタドリ種、別名:すかんぽ、Japanese knotweed、原産地:東アジア、分布:本州 環境:山地、草丈:150〜200cm、葉身:15cm 葉形:三角形 葉の付き方:互生、開花期:夏〜秋、花色:白、花径:1.5cm、備考:雌雄異株、中空、風媒花、先駆植物、若芽や茎は山菜とされる。
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