ヤシオネ・ペレンニス(Jasione perennis、学名:Jasione laevis) は、スイスアルプスやピレネー山脈などの
高山に自生するキキョウ目キキョウ科ヤシオネ属の1・2年/多年草です。
これはスイスアルプスなどの高山では多年草でも、日本のような温暖多湿な環境におかれると
生育期間が異なるためです。
30cm程の草丈で、真直ぐ伸びる細長い茶赤色の茎には毛があります。
葉は基部でロゼット状となり、上部に付きません。
茎先端には、小花が多数集合して直径3cm程の明青紫の球形の花となります。
花は蜜源となっているのかたくさんの蛾や蜂など、昆虫が群がっています。
別名がシープズ・ビット(Sheep's bit) と言うように羊の牧草とされますが、
花が美しいので庭植えやロックガーデンに使われます。
一般名:ヤシオネ・ペレンニス(Jasione perennis)
学名:Jasione laevis(ヤシオネ・レイヴィス )
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キキョウ目キキョウ科ヤシオネ属
別名:シープズ・ビット(Sheep's bit) 、Shepherd's scabious
原産地:ヨーロッパアルプスやピレネー山脈 生息環境:高山
生活型:1、2年草/多年草(環境により異なる)
草丈:30cm 茎姿:真っ直ぐ
茎色:赤茶で有毛 開花期:7月〜9月 花色:青紫
頭花:球形 頭花径:3cm
用途:牧羊の飼料、ロックガーデン、庭植え
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