コバンソウ(小判草)とは、夏、直立した茎の上部に細い枝から
楕円形の蓑虫に似た可愛らしい小穂を鈴なりに垂下して咲かせる
イネ目イネ科コバンソウ属の一年草です。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本へは明治時代に観賞用として渡来したものが逸出して
広まった雑草です。
花名の由来は、小穂を構成する小花の形と成熟した時の黄褐色の色で
小判のように見えることから来ています。
また、小花の形が俵形に見えることから、別名でタワラムギ(俵麦)とも呼ばれます。
一般名:コバンソウ(小判草)
学名:Briza maxima L
別名:タワラムギ(俵麦)
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱イネ目イネ科コバンソウ属
原産地:ヨーロッパ
生息分布:本州中部以南 環境:道端、荒地
草丈:50cm 葉形:細長い 葉長:0.5cm 葉幅:1cm 毛の有無:無毛
花序形:円錐花序 開花期:7〜9月 小穂:10数個の小花から形成される
小花形:左右に扁平で鱗片が膨らんだ楕円形 小花長:2cm 小花幅:1cm
小花色:全体に薄緑→黄褐色(頭部にある一対の包穎は茶色)
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