コイワカガミ(小岩鏡) とは、日本固有種で
北海道や本州中北部の低地〜高山の湿った草地に分布する
イワウメ目イワウメ科イワカガミ属の多年草です。
根生葉から細い赤い茎を伸ばし、
4〜7月、
先端に数個の淡紅色の花を付けます。
花弁は5裂し先端が細かく裂けています。
コイワカガミは、
イワカガミ(岩鏡)
より花数が少なく、草丈が低いです。
イワカガミの近縁種には、
イワカガミより小さく湿原に多くコイワカガミや、
岩場で鮮桃色の花を咲かせ葉が大きく葉縁に鋸歯が多いオオイワカガミ、
葉が長いナガバイワカガミ、
雪の少ない場所で白花を咲かせ鋸歯が少ないヤマイワカガミ、
多雪地帯で岩場に見られ草丈が低く鋸歯が少ないヒメイワカガミ、
があります。
これらは種類が違うのか場に適応したものか不明です。
一般名:コイワカガミ(小岩鏡)
学名:Schizocodon soldanelloides et Zucc
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱イワウメ目イワウメ科イワカガミ属
生息分布:北海道から九州 環境:高山の湿原
生活型:多年草
草丈:10〜15cm
葉:根生葉
葉形:円形 葉質:皮質光沢あり
葉縁:鋸歯は目立たない
花色:淡紅色 花形:
開花期:4〜7月 筒状で花弁の縁が細かく裂ける
備考:日本固有種
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