クロスゲンチアナ(Kreuz-Enzian) とは、
ヨーロッパや豪州の亜高山の林縁や乾燥した草原に自生する
リンドウ目リンドウ科リンドウ属の多年草です。
花は筒状をしており濃紺色の花を数輪まとめて、花茎先端や葉腋に咲かせます。
ロゼッタ状の根生葉や花弁下につく葉形が十字形をしているので、
中世にはイエスキリストに通じる救済の象徴とされました。
リンドウ属の仲間には、
ゲンチアナ・ベルナ(Gentiana verna)
などがあります。
日本のリンドウは リンドウ(竜胆) をご参照下さい。
一般名:クロスゲンチアナ(Kreuz-Enzian、独語)
学名:Gentiana cruciata
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱リンドウ目リンドウ科リンドウ属
別名:Crossed gentian、Gentiana cruciata(英名)
生息分布:ヨーロッパ、豪州 環境:亜高山の林縁、乾燥した草原
茎丈:10〜40cm 花形:釣鐘型
葉長:10〜40cm 葉幅:1〜3cm 葉色:緑 葉の付き方:対生
花色:紫 花長:2cm 開花期:7〜10月
受粉:昆虫
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