クルマユリ(車百合)は、ユリ目ユリ科ユリ属の多年草です。
車百合とスカシユリの違い
車百合は、オニユリ(鬼百合)やコオニユリ(小鬼百合)と同様、花が下向きに開き
花弁の先端が極端に反り返ります。
それに対して、
スカシユリ(透百合)
は上向きに咲き、花弁は極端に反り返ることがありません。
車百合とコオニユリ(小鬼百合)の違い
車百合は放射状の葉が茎中央に車輪のように輪生し雄蕊葯色が明橙色なのに対し、
コオニユリ(小鬼百合)は葉が互生して付き葯色は暗橙色をいています。
一般名:クルマユリ(車百合)
学名:Lilium medeoloides
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ユリ目ユリ科ユリ属クルマユリ種
原産地:北海道〜本州中部以北の日本、朝鮮半島 環境:(亜)高山
生活型:多年草
草丈:30〜80cm
葉の付き方:茎中央で輪生
開花期:7〜8月 花被片色:橙地に濃橙色の斑点が散在
花被片数:6枚
花長:6cm 花向き:上向き
用途:根菜(鱗茎)
花名の由来:ユリ科の植物で、輪生に茎に付く葉を車輪の輻(や)に見立てた。
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白山自然高山植物園(2013年6月22日)
カ行の花図鑑
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