ラベンダー(lavender) とは、地中海沿岸〜インド等、西アジア原産のシソ目シソ科の常緑小低木で花茎がハーブとして利用されます。
葉は線状楕円形をしており、葉色は一年中緑色ですが、若葉には綿毛が密生して灰白色をしているものもあります。葉は2〜3枚ずつ輪生につきます。葉はサルビアの葉と比べると細長いです。
梅雨〜夏に茎頂に穂状花序を伸ばし、小さなシソ科特有の唇形の小花を1花序に10〜20ずつ付けます。
代表的な花色はライトブルーの、いわゆる、「ラベンダー色」と呼ばれる代表的な青紫色の他、ピンクや白があります。
花茎は、切花、鉢植え、料理のスパイス、香料・香水の原料、薬草に使われます。
日本の生産地としては北海道の富良野が有名です。
一般名:ラベンダー(Lavender)
学名:Lamiaceae Lavandula
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱シソ目シソ科
原産地:地中海沿岸〜インドなどの西アジア
生活型:常緑小低木
樹高:60cm
葉形:線状楕円形 葉色:緑(若葉に灰白色の綿毛が密生) 葉の付き方:2〜3枚ずつ輪生
開花期:6〜8月 花序形:穂状花序 花色:青紫・桃・白 花形:筒状唇形
用途:切花、鉢植え、花や茎をそのまま使って料理のスパイス、絞ってラベンダーオイル(花精油)を抽出し香料や香水原料、薬草
●ラベンダーの栽培種
ストエカスラベンダー(StoechasLavender)=フレンチラベンダー
イングリッシュラベンダー(L. angustifolia)
デンタータラベンダー(DentataLavender)
スパイカラベンダー(SpaicaLavender)
プテロストエカスラベンダー(PterostoechasLavender)
交配種(L. x intermedia)、等
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ラベンダー(Lavender)
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ラ行の花図鑑
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