マルバアキグミ(丸葉秋茱萸) と言っても秋に花が咲くわけではありません。
春に花が咲き、秋に果実が成るヤマモガシ目グミ科グミ属の落葉低木です。
アキグミの海岸品種で関東以西に生息します。
葉は開花期には丸みを帯びており、果実が成る頃には細長くなります。
葉質が厚く表面に鱗毛が密生します。
葉は楕円形で葉縁に鋸歯が無く、枝に互生して付きます。
春に咲く花は小さく白〜薄黄で、花弁が無くやや細長い萼筒の先端が4深裂して平らに開きます。
秋に成る実は赤い球形で食べられます。
グミ(茱萸)の仲間
本種マルバアキグミ(丸葉秋茱萸)の他、
アキグミ(秋茱萸)や、ナツグミ(夏茱萸)、トウグミ(唐茱萸)等があります。
一般名:マルバアキグミ(丸葉秋茱萸)
学名: Elaeagnus umbellata var. rotundifolia
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ亜綱ヤマモガシ目グミ科グミ属
原産地:関東以西〜九州の日本 環境:海岸地域
生活型:海岸性の落葉低木
樹高:200〜300cm
葉質:厚く表面に鱗毛が密生
葉形:楕円形 葉長:5〜7cm 葉幅:3〜4cm
葉縁:全縁 葉のつき方:互生
花径:1cm 花色:白〜薄黄 開花期:4〜5月
果実形:球形 成実期:10〜11月
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