モミジバフウ、木場公園(2011年元旦)
モミジバフウ、深大寺植物園(2016年6月5日)
モミジバフウ(紅葉葉楓)
モミジバフウ(紅葉葉楓、学名:Liquidambar styraciflua)とは、北米原産のユキノシタ目フウ科フウ属の落葉高木です。
●フウ属は2つ
2つあるフウ属の1つでアメリカフウとも呼ばれ、葉は掌状をしています。
もう1つは三角形の葉型をした、いわゆる「フウ」で、別名タイワンフウとも呼ばれます。
●似ている木
フウとカエデは似ています。フウと
カエデ(楓)
は共に落葉高木であり、秋に紅葉します。では、どのように見わけるのでしょう。
●フウとカエデの違い
フウはユキノシタ目フウ科フウ属、カエデはムクロジ目ムクロジ科カエデ属の樹木です。
フウの葉の付き方は互生ですが、カエデは対生に付きます。
フウの果実は球形の集合果実ですが、カエデは翼のついたプロペラ状をしています。
一般名:モミジバフウ(紅葉葉楓)、学名:Liquidambar styraciflua
、別名:アメリカフウ、American Sweetgum
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ユキノシタ目フウ科フウ属
、原産地:北米中南部 生活環境:多湿地
、生活型:落葉高木
、樹皮:薄褐色で縦に浅く裂ける
、枝:若枝にはニシキギのような白灰色をしたコルク質の翼がある
、葉形:5〜7裂の掌状 葉の付き方:互生・束生 葉縁:細かい鋸歯在り 葉色:緑→紅葉(秋)
、花の付き方:雌花と雄花が独立した頭状花をつける。雌花の花序は球形で垂下する。
、果実タイプ:集合果 果実形:球形 果実色:緑→茶色(秋)
、用途:公園樹・街路樹
■関連ページ
モミジバフウ(紅葉葉楓)
深大寺植物園part2木の実(2016年6月5日)
カエデ(楓)
2011年元旦
マ行の花図鑑
樹木図鑑
花暦
|
葉が掌状に裂けるモミジバフウ
木場公園、2011年元旦の
モミジバフウの果実
深大寺植物園、2016年6月5日
|