カエデ(楓) は、葉が秋に紅葉するムクロジ目カエデ科カエデ属の落葉高木です。
葉は子供の掌形のような切れ込みがあり、対生につきます。
花は小さいです。
カエデの種類には、イロハモミジやヤマモミジ、イタヤカエデなどがあります。
カエデ属には、アサノハカエデ節やイタヤカエデ節、イロハカエデ節、ウリカエデ節、
オガラバナ節、カジカエデ節 、コブカエデ節、カラコギカエデ節、チドリノキ節、
テツカエデ節、トウカエデ節、ヒトツバカエデ節、ミツデカエデ節、ハナノキ節、
メグスリノキ節、等があります。
日光のイロハ坂や京都の紅葉が人気です。
カエデ属サトウカエデ種で、カナダ国旗にもなっているサトウカエデ(砂糖楓、学名:Acer saccharum、英名:Sugar maple)からは、
メープルシロップが採れます。
似ている木にフウがあります。モミジバフウ(紅葉葉楓) と
カエデ(楓)
は共に落葉高木であり、秋に紅葉します。では、どのように見わけるのでしょう。
フウとカエデの違い
フウはフウ科フウ属、カエデはムクロジ目ムクロジ科カエデ属の樹木です。
フウの葉は互生につくのに対し、カエデは対生に付きます。
フウの果実は球形の集合果実に対し、カエデは翼のついたプロペラ状をしています。
一般名:カエデ(楓)
、学名:Aceraceae L.
、別名:Maple tree(メープル・ツリー)
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ムクロジ目カエデ科カエデ属
、生活型:落葉高木
、
葉形:掌状 葉の付き方:対生
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カエデ(楓)
モミジバフウ(紅葉葉楓)
京都(2006年11月)
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