ムカゴイラクサ(珠芽刺草)とは
ムカゴイラクサ(珠芽刺草、学名:Laportea bulbifera Weddell)とは、里山の藪等暗所に生えるイラクサ目イラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草です。
イラクサのイラとは刺のことで、葉や茎など全草に細かい刺がありアセチルコリンとヒスタミンが含まれているので触ると痛いし、蕁麻疹を起こします。
ムカゴイラクサという花名は、イラクサの仲間で葉腋にムカゴ(珠芽)ができることから付けられました。
茎は緑色をして刺があります。
葉は表は緑色、裏は薄深緑で卵状被針形をしており表面に刺があり、葉縁に浅い鋸歯があり、互生してつきます
雌雄同株で、上部の葉脇から長い柄のある雌花序を出し、下部の葉脇に雄花花序をつけます。
同属の植物:イラクサ、ミヤマイラクサ
フクラスズメの幼虫、
一般名:ムカゴイラクサ(珠芽刺草)、学名:Laportea bulbifera Weddell、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱イラクサ目イラクサ目イラクサ科ムカゴイラクサ属、
生息分布:北海道〜九州までの日本、中国、見られる場所:里山、森林、林床
開花期:8〜9月、草丈:30〜70cm、葉形:卵状被針形、花色:緑白(雄花)、薄緑(雌花)、ムカゴ径:0.5cm
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