ムユウジュ(無憂樹)【かぎけんWEB】

ムユウジュは、マメ目マメ科サラカ属ムユウジュ種の非耐寒性常緑小高木です。
別名:アソカノキ(阿輸迦の木)Asoka tree、Sorrowless tree

ムウユウジュ ムウユウジュ ムウユウジュ
ムウユウジュ、東京都薬用植物園(2024年6月8日)


ムユウジュ(無憂樹) ムユウジュ(無憂樹)

ムユウジュ(無憂樹)とは
ムユウジュ(無憂樹)とは、インド原産で マメ目マメ科サラカ属ムユウジュ種の非耐寒性常緑小高木です。 仏教の3大聖樹の一つとされ釈迦がその木の下で産まれたと伝えられます。
樹高は約8mで樹皮は暗灰褐色をしています。 材質は耐久性はあまりありませんが建築材や家具材に用いられます。 葉は大きな羽状複葉で皮質です。 新葉は薄黄桃色の葉が束になって下垂し、その後、白くなり、成長すると緑色になって開きます。  花は円錐花序に房状の小さな花が集合して咲いているように見えますが、 花弁は退化し、花弁のように見える4枚の萼片があります。 この萼色は黄→橙→赤のように変化します。 開花期は12月〜翌年3月です。 花後に鞘状の果実が成り中にソラマメ大の種が出来ます。 用途は寺院や庭園、街路樹、建築材、家具材となり、樹皮は薬用とされます。


仏教の3聖木

ムユウジュ(無憂樹、別名:アソカノキ、学名:Saraca indica L.、分類名:マメ目マメ科サラカ属ムユウジュ種) インドボダイジュ(印度菩提樹、クワ科)サラソウジュ(沙羅双樹、フタバガキ科)、 をさします。 インドボダイジュは、釈迦がその木の下で悟りを開いたと伝えられます。 サラソウジュ(沙羅双樹)は、釈迦がこの木の下で入滅したと伝えられます。

一般名:ムユウジュ(無憂樹)
学名:Saraca indica L.(サラカ・インディカ)
別名:アソカノキ(阿輸迦の木)Asoka tree、Sorrowless tree
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱マメ目マメ科サラカ属ムユウジュ種
原産地:インド〜東南アジア 環境:
生活型:非耐寒性常緑小高木 樹高:8m 樹皮色:暗灰褐色 材質:非耐久性  葉形:大きな羽状複葉 葉質:皮質 新葉:薄黄桃色の葉が束になって下垂→白→(成長すると)緑色になり開く  花色(じつは萼):黄→橙→赤 萼片数:4枚 花弁:退化  花序:円錐花序 花形:房状の集合花  開花期:12月〜翌年3月  果実形:豆の鞘状  用途:寺院、庭園、街路樹、建築材、家具材、薬用(樹皮) 


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ムユウジュ(無憂樹) ムユウジュ(無憂樹)
ムユウジュ(無憂樹)
夢の島熱帯植物館で、2011年1月16日