ナンキンハゼ(南京南京黄櫨)は、紅葉と白い実が美しい
トウダイグサ目トウダイグサ科シラキ属ナンキンハゼ種の落葉高木です。
夏、長い穂状花序に黄色い小花を咲かせ上に伸びます。
秋に実が緑色から熟して黒紫色となり割れて中から白いロウ粉に包まれた種子が出ます。
花には昆虫が集まり、葉は染料に使われ、種子には鳥が集まります。
ナンキンハゼという名前は中国から来たこと、ハゼノキのようにロウが採れることから、つけられました。
一般名:ナンキンハゼ(南京黄櫨)
学名:Triadica sebifera
別名:トウハゼ(唐黄櫨)、Chinese Tallow Tree
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱トウダイグサ目トウダイグサ科シラキ属ナンキンハゼ種
原産地:中国
生活型:落葉高木、雌雄異花同株
樹高:10〜15m 樹皮色:灰褐色
葉形:菱状卵形で先端が尖る 落葉期:10〜11月
開花期:6〜7月 花穂長:10cm 花色:黄 葉身:6〜8cm
果実形:緑色の果実(刮ハ)が濃く熟し割れて3個の白い種子が出る
花には蜂や蝶、てんとう虫などが群がり、種子をヒヨドリなどの鳥が食べに来る。
用途:公園樹、庭木
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