ニゲラ・ダマスケナ(Nigella damascena)とは、南ヨーロッパ〜地中海沿岸原産のキンポウゲ科クロタネソウ属の一年草です。日本で通常、ニゲラといえば本種をさします。
青や白い花のように見えるものは、花ではなく、萼(がく)で、実際の花は退化しています。
花後の球形状の果実の中に沢山の黒い種が入っており、そこからクロタネソウと命名されました。
一般名:ニゲラ・ダマスケナ(Nigella damascena)
学名:Nigella damascena
別名:ニゲラナ(Nigella)、クロタネソウ(黒種草)、Kalonjilove in a mist(ラブ・イン・ア・ミスト)、Devil in a bush(デビル・イン・ア・ブッシュ)
分類名:キンポウゲ科クロタネソウ属
原産地:南ヨーロッパ、地中海沿岸
生活型:一年草
草丈:30〜70cm
葉形:細裂
開花期:4〜7月 花(萼)色:青、桃色、白 花弁:退化 花径:3〜5cm
果実形:裂開果 果実色:黒
用途:花壇花、切り花、果実はドライフラワー、香辛料
■関連ページ
ニゲラ・ダマスケナ(Nigella damascena)
7月の花#6(2001年)
ナ行の花図鑑
薬草図鑑
|