オオバギボウシ(大葉擬宝珠)は、初夏、大きな根性葉から長い花茎を伸ばして
総状花序にたくさんの白または薄紫色のユリ(百合)に似た小花を咲かせるユリ目ユリ科ギボウシ属の耐寒性多年草です。
葉がオオバコに似ています。
野生化して山間部に多数繁殖しています。
ギボウシという花名は、花の蕾が伝統的な建築物の装飾であるギボウシ(擬宝珠)に似ていることに因みます。
昼咲きの一日花が多いです。
普通のギボウシ(擬宝珠) より、葉が大きな品種です。
若葉は「ウルイ」
若葉は春の山菜であるウルイであり、お浸し、天麩羅、和え物、味噌汁の具にして食べます。
葉が似た植物にバイケイソウがあり、そちらは有毒です。
一般名:オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
、学名:Hosta montana(Hosta sieboldiana var. gigantea)
、分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ユリ目ユリ科ギボウシ属
、別名:Plantain lily
、原産地:東アジア
、分布:北海道〜本州〜四国・九州までの日本
環境:山間の湿地、山地の草原、林縁などの日影
、花茎高:50〜100cm 花長:5cm
、花色:白・淡紫 開花期:6〜8月 花形:漏斗状
、葉柄長:30cm 葉長:50〜90cm 葉幅:10〜15cm
、葉形:卵状長楕円形で深い縞が多数
、特記:若葉は春野菜の「ウルイ」
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