オカヒジキ(岡鹿尾菜)とはナデシコ目アカザ科アキノノゲシ属の一年草です。
北海道〜九州までの日本で日当たりの良い海岸の砂地に自生する多肉植物で、若い葉茎が野菜として食用となります。
草姿
草丈は30cm程で、葉は緑色で、線状をしており、葉縁は滑らかであり、葉は互生して付きます。
盛夏〜中秋に、葉腋から、蝋状〜半透明の小さな薄緑の5弁花を1つ咲かせます。
花後に白い実が成ります。
味
それ自体に味は無いので、若い茎葉を1分間ほど湯掻き刺身のつまや、お浸し、和え物にして食べます。
名前の由来
hana-hijiki_large.html
オカヒジキは緑色で、
ヒジキ(鹿尾菜)
は黒いので色は違いますが、姿やシャキシャキ感が海草のヒジキに似ているので、
オカ(陸)ヒジキと命名されました。
別名でミルナ(水松菜)、英名では Saltwort と呼ばれます。
一般名:オカヒジキ(岡鹿尾菜)
学名:Salsola komarovii Iljin
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ナデシコ目アカザ科オカヒジキ属
別名:ミルナ(水松菜)、Saltwort
生息分布:北海道〜九州の日本、朝鮮半島、東アジア
生息環境:海岸の砂地
草丈:30cm
葉質:多肉質 葉色:緑 葉形:線状 葉長:1.5cm
毛の状態:無 葉柄:無
葉縁:全縁 葉の付き方:互生
花色:蝋状〜半透明の薄緑
開花期:7〜10月 花弁数:5枚
果実色:白
食用とする部分:若い葉茎
料理方法:茎葉を1分ほど湯掻き刺身のつまや、お浸し、和え物にする
備考:塩生地
■関連ページ
オカヒジキ(岡鹿尾菜)
野菜図鑑
2009年11月10日memo
|