サイカク(犀角)

【かぎけんWEB】
長い薙刀を手に持った弁慶にも見え、海のヒトデ(人手)にも見える変わった花を咲かせるサイカク。
サボテンと思いきや、茎に棘が無いのでサボテンでは無く、キョウチクトウ科の植物。
バルーン型の大きな白い蕾が開くと中から赤紫色の毛むくじゃらな花が出現する。
花には腐敗臭があり、ハエをおびき寄せる虫媒花。
花はドンドン後ろに反り返り、1日花という短い生涯を終えます。

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サイカク


サイカク(犀角、学名:Stapelia hirsuta)は南アフリカのケープ地方原産で、キョウチクトウ科スタペリア属の常緑多年草の多肉植物です。 茎には葉や棘が無く四角柱をしておりサボテンに似ていますが、サボテンではありません。
5月〜10月にキキョウ(桔梗、学名:Platycodon grandiflorus)やワタ(綿、学名:Gossypium)のようなバルーン型の蕾ができて割れると、毛むくじゃらでひとで形をした赤紫色の花を咲かせます。花に死肉の腐臭がありハエを呼び寄せ受粉させます。
属名の’Stapelia’は最初に記述したオランダ人医師 シュタペル(’ohannes van Stapel’)博士への献名、種小名の’hirsuta’は’毛深い’という意味です。

一般名:サイカク(犀角)、学名:Stapelia hirsuta、又名:英犀角、スタペリア、スタペリア・ヒルタ、Stapelia hirsuta、starfish flower, carrion plant、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類リンドウ目キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)スタペリア属、
生活型:常緑多年草の多肉植物、原産地:南アフリカのケープ地方原産、株高:20cm、花径:10〜15cm、
花:赤紫色の毛が密集、特記:花に腐臭がある、虫媒(ハエ)花。

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サイカク(犀角) 

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