センダン(栴檀)は、初夏に薄紫色の小花を房状(集散花序)に多数付けるセンダン科センダン属の落葉高木です。
葉は複葉で緑色をしていますが、秋に落葉します。
花後に成る果実は、葉が落葉しても、暫く落花せず、黄褐色となって残り枝に数珠成りに付いています。
果実には悪臭があります。
香の良いのはビャクダン(白檀)です。
樹木は公園樹や庭木等の植栽に、材は家具や楽器、木魚等に、果実・樹皮・根皮は駆虫剤に用いられます。
一般名:センダン(栴檀)
学名:Melia azedarach
別名:オウチ(棟)、センダマ(千珠)
科属名:センダン科センダン属
原産地:日本、中国、西アジア
樹高:5〜30m 花色:薄紫 開花期:5〜6月 樹皮色:暗紫褐色
小葉の形:卵形 小葉身:3〜6cm 葉身:90cm 葉のつき方:奇数羽状複葉
果実長:2cm 果実色:緑〜黄褐色 果実径:楕円形
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