タニウツギ(谷空木)

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r タニウツギとは、初夏、漏斗状をした淡紅色の花を咲かせるスイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。

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別名:ベニウツギ(紅空木)、タウエバナ(田植え花)、サオトメバナ(早乙女)

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タニウツギ(谷空木) とは、春に紅色のラッパ形の小花を枝にたくさん付ける スイカズラ科タニウツギ属の耐寒性落葉低木です。
葉は緑色で楕円形をしていますが、葉裏にはびっしり白毛が生えています。 谷に生え茎の中が空洞だから、タニウツギ(谷空木)という名が付けられました。 また、花の咲く時期が田植えの時期と同じ頃なので、別名 タウエバナ(田植え花)とも呼ばれます。 学名のWeigelaは、ドイツの植物学者Weigelさんの名前に因みます。
ウツギとは言いますが、本来の ウツギ  (ウノハナとも呼ばれる白花を咲かせるアジサイ科/ユキノシタ科の植物)とは別物です。
花は庭や公園でみかけます。 繁殖は、根元から分枝する枝を切って、挿木で行います。

一般名:タニウツギ(谷空木)
学名:Weigela hortensis
別名:ベニウツギ(紅空木)、タウエバナ(田植え花)、サオトメバナ(早乙女)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物網マツムシソウ目スイカズラ科タニウツギ属
原産地:日本 生息分布:北海道〜中国地方 環境:日本海側の山地の斜面
生活型:耐寒性落葉低木  樹高:30〜200cm 
葉形:卵形で先端が尖る 葉縁:鋸歯あり  葉身:5〜10cm 葉幅:3〜5cm  葉柄:あり 葉の付き方:対生  開花期:4〜6月  花序形:散房花序 萼裂片:5裂 萼長:0.5cm  花色(花冠色):淡紅色で外側の方が内側より薄い色  花冠形:漏斗状  花冠長:3cm 花冠径:2cm  雄蕊数:5本  果実タイプ:朔果 果実形:細長い筒状 
用途:庭植え、野菜(若芽)
備考:白花を咲かせるシロバナウツギ(白花空木、学名:Weigela hortensis)もある。

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●タニウツギ(谷空木)

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2002年4月の花#4

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血の地獄で池、2013年5月5日