ウツギ(空木) とはアジサイ科ウツギ属の耐寒性落葉低木です。
、初夏、側枝の先端に円錐花序を伸ばし、多数の白い小さな五弁花を咲かせます。
雄蕊の花糸には狭い翼があります。花後に球形の果実が成ります。果実は朔果で熟すと3〜4裂します。
別名で、ウノハナ(卯の花)とも言います。
ウツギ(空木)とは空まで高く伸びる木と言う意味では無く、茎を折ると中が空っぽということから付いた名前です。
庭木や木釘、楊枝などに使われます。
一般名:ウツギ(空木)
、学名:Deutzia crenata
、別名:ウノハナ(卯の花)
、分類名:アジサイ科ウツギ属(旧:ユキノシタ科)
、原産地:北海道〜九州・奄美大島の日本、中国 環境:山野、林道の日照地
、樹高:1〜2m
、葉形:卵状披針形で先端が尖る 葉縁:鋸歯 葉に毛:有
葉の付き方:対生
、開花期:5〜6月 花弁数:5枚 花柱数:3〜4本
雄蕊数:10本 花色:白
●ウツギの仲間には、
◇同科同属の
ヒメウツギ(姫空木、学名:Deutzia crenata grasilis)や、
マルバウツギ(丸葉空木)、
サラサウツギ(更紗空木、学名:Deutzia crenata f. plena)、
ロザリンド(Rosalind、学名:Deutzia ×elegantissima)や、
バイカウツギ(梅花空木)
◇ウツギ(空木)と花名が付く別科別属(スイカズラ科タニウツギ属)の
タニウツギ(谷空木)や、
ハコネウツギ(箱根空木)
◇別科別属(フジウツギ科ブッドレア属)の
ブッドレア(Buddreaja)=フサフジウツギ(房藤空木)
等があります。
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ウツギ(空木)
2007年6月10日(皇居二の丸庭園)
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