テオシント(Teosinte、豚蜀黍)は、トウモロコシ(玉蜀黍) の原種とされる穀類の一種で、
イネ目イネ科テオシント属の一年草です。
トウモロコシと同様、茎先に雄花を、その下の葉腋に雌花をつけます。
受粉した雌花には堅い殻で覆われた10数粒の果実が成りますが、食用とはなりません。
役に立たないトウモロコシということで、有難くないブタモロコシ(豚蜀黍)とも呼ばれますが、
DNA研究からトウモロコシには無い、強い耐湿性を持つ遺伝子の存在が明らかとなり、
有用活用が期待されます。
一般名:テオシント(Teosinte、豚蜀黍)
学名:Zea mays subsp. mexicana、または、 Euchlaena mexicana
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱イネ目イネ科テオシント属
別名:Mexican Teosinte、ブタモロコシ(豚蜀黍)
原産地:メキシコ〜グアテマラの中央アメリカ 生活型:一年草
草丈:3〜4m 葉形:細長い剣状 葉長:30〜100cm 葉色:緑
花序形:穂状花序 果実:不可食
■関連ページ
テオシント(Teosinte、豚蜀黍)
トウモロコシ(玉蜀黍)
筑波実験植物園(2010年8月1日)
タ行の花図鑑
花暦
|