別名:ウコン、アキウコン(秋鬱金)、Curcuma longa、Curcuma domestica
ターメリック(Turmeric)は、根茎に薬効作用(強肝、消炎)があるショウガ目ショウガ科クルクマ属の多年草です。
カレー粉の黄色い色はほとんどターメリックによります。
ターメリックは、秋ウコン、いわゆる、ウコン(鬱金)のことであり、
秋に白花を咲かせ(実際にはこれは苞葉で、本当の花は小さい黄色もの)です。
白い苞葉の先が僅かに紅色っぽいです。
根茎の断面はオレンジ色で、苦味と辛味はさほどなく、同色のカレー粉となります。
この根茎にはクルクミンが含まれており、活性酸素を消去する作用が多量に含まれています。
根茎には、防虫効果もあり、インドでは僧侶が着る橙色の衣服の染料とされます。
ターメリックが、秋ウコンなら、
春ウコン(学名:Curcuma aromatica Salisbury、別名:ワイルドターメリック)と呼ばれるクルクマ・アロマティカというウコンもあり、根茎には苦味があり生薬とされます。
一般名:ターメリック(Turmeric)
学名:Curcuma longa Linn(クルクマ・ロンガ)
別名:ウコン(鬱金)、アキウコン(秋鬱金)、キゾメグサ(黄染草)、Curcuma longa、Curcuma domestica、ハルディ (Haldi、インド) 、ウッチン(沖縄)
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ショウガ目ショウガ科クルクマ属
原産地:インド
草丈:150cm 開花期:7〜10月 花色:白(実際にはこれは苞葉で、本当の花は小さい)
根茎断面の色:橙色(春ウコンは黄色、紫ウコンは白)
利用部位:根茎 用途:食用(香辛料、着色料)、切花
●関連ページ
ターメリック(Turmeric)
11月の花とカレー粉(2002年)
リマフリ・ガーデンの植物
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白い花のように見えるのは苞葉
下の黄色ものが花です。
ターメリックの花
渡辺波津美さんからの贈り物、2011年9月26日
ターメリック(Turmeric) 植物
地下茎を使います。
リマフリ・ガーデン(Limahuli Garden、カウアイ島)で、2004年8月18日
●●● 収穫・加工され、粉になりました↓ ●●●
ターメリック(Turmeric) 粉末
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