9月はオオケタデ(大毛蓼)の野手溢れる草姿が印象的です。
オオケタデ(大毛蓼) は、熱帯アジア原産大型の一年草で、観賞用に栽培されますが、一部は帰化して道端や河原に生えています。イヌタデ(犬蓼)やオオイヌタデ(大犬蓼)に似ていますが、それより大型で、葉幅もあります。花名は、タデ科で、茎や葉に毛が多く、また背丈が高く大きいことからつけられました。
夏〜秋に、長く伸びた茎が多数に分枝して、その先に稲穂状に米粒大の濃桃色の小花を多数つけた花穂を垂下して咲かせます。葉汁に毒消しの薬効がある植物として知られます。
一般名:オオケタデ(大毛蓼)
学名: Polygonum orientale
別名:オオベニタデ(大紅蓼)
科属名:タデ科タデ属
原産地:熱帯アジア
草丈:100〜200cm 花長:5〜10cm 花色:桃
開花期:7〜11月
■関連ページ
オオケタデ(大毛蓼)
ア行の花図鑑
9月の花(2006年)
花暦2006年
花暦
|