冷凍ズワイガニ
セコガニ
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セコガニは雌のズワイガニで雄より相当小さいですが、産卵前の内子と外子入りのものが珍重されます。
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夕食 子持ちセコガニ(ズワイガニ♀、2024年月7日)
子持ちセコガニ(2015年12月2日)
子持ちセコガニ(2015年12月3日)
ズワイガニ(津和井蟹)
ズワイガニ(津和井蟹)とは十脚目(エビ目)ケセンガニ科ズワイガニ属の大型の蟹です。
千葉〜九州沿岸の深海に生息します。
脚は左右5脚ずつあり、甲羅は三角形をしています。
活きているときには、甲羅は暗赤色ですが、茹でると鮮紅色になります。
雄と雌では体の大きさが異なり、雄は普通の蟹サイズですが、
常に卵を持っている雌は身体に栄養が付く間もなく小さいので同種の蟹とは思えません。
食用となる高級な蟹ですが、
名称が、地方や、水揚げ漁港、雄雌などで異なります。
地方名は、越前では「越前がに」、山陰の京都以西では「松葉カニ」(別科の蟹の方が本家)とされますが、
さらにブランド化して、水揚げ漁港別の呼び名には「間人蟹(タイザガニ)」や「津居山蟹(ツイヤマガニ)」があります。
雌はセコガニと呼ばれます。
10月、11月の解禁日に出荷される子持ちの雌は内子、外子が入っており珍重されます。
一般名:ズワイガニ(津和井蟹)
、学名:Chionoecetes opilio(オピリオ)
、分類名:動物界節足動物門軟甲綱エビ目ケセンガニ科ズワイガニ属
、別名:本ズワイガニ、越前蟹(♂)、松葉ガニ(♂、但し、別科の蟹の方が本家)、セコガニ(♀)、Snow crab
、分布:日本海、茨城〜北海道 環境:深海の砂泥底
、開脚長:70cm 甲幅:14cm(♂)、7cm(♀) 甲羅形:三角形
、甲羅色:鈍い赤
、食性:貝や多毛類を捕食する動物食性
、食用の可否:可 味:美味
■関連ページ
ズワイガニ(津和井蟹)
京都(2014年3月21日)
無脊椎動物図鑑
食べ物図鑑
使用前・使用後物語
使用前・使用後物語−サ行
旬図鑑
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daily memo
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活きズワイガニ(津和井蟹) 2014年3月21日、京都先斗町で
ズワイガニ(津和井蟹) 2014年3月
冷凍ズワイガニに蟹ビルが付いていました。
蟹ビル 黒い粒は蟹ビルの卵
ズワイガニを解凍
甲羅上にある黒い粒粒は蟹蛭の卵(無害)です。
蒸しズワイガニ
ズワイガニ(津和井蟹)、2014年3月14日
ズワイガニ姿 使用前(食前)
↓
使用後(食後)
使用前(食前)
↓
使用後(食後)
ズワイガニ(津和井蟹)
子持ちセコガニ 2015年12月3日
ズワイガニ雌子持がに味噌煮込み 浜坂港より、2014年3月
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